仕事で心がつらい方へ伝えたいこと

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こんにちは!篤影です。

 

いきなりですが、

私は新卒で入社した大手企業で心の病にかかり

1年足らずで退職しました。

 

いま、休息や様々な経験を経て回復していますが、

そんな経験をもつ私が、

「仕事で心がつらい」と思っている方へ

伝えたいことを書きます。 

 

メインメッセージとしては、

「心病むくらいなら、仕事休んでもいいんじゃないです。

①自分の心と身体が一番大切

心を病んだ経験のあるなしに関わらず、

みんな言うことですが、これは本当にそう。

 

自分の健康は自分でしか守れないです。

 

怪我と違い、精神的なことは外から状態が見えないです。

自分でも気づきにくいんじゃないかと思います。

 

だから、自分の心の状態に気づかず、

心がギリギリの状態なところまで、

頑張ってしまう方が多いんじゃないかなと。

 

でも、心って一度「ボキッ」と折れてしまうと

回復するまでにだいぶ期間を要します。

 

「心がきつくて休みたいけど、仕事があるから・・・」

 

そのように考えてしまうかもしれないですが、

会社は自分の健康を守ってくれるわけじゃないです。

 

「いま」の仕事と、「今後一生もの」の自分の健康

どちらが大切でしょうか。

 

会社での立ち位置や、世間の目のことを忘れて

考えてみればわかると思います。

②自分がいなくても仕事は回る。

「休んだら、数日後に予定していた訪問や

やろうとおもっていた資料作成ができない…

周りに迷惑がかかる…」

 

そう考えてしまうのも無理はないです。

心がつらい状況にある方なら、

きっとその人なりに仕事に打ち込んできたはずだから。

 

自分のことよりも、

今とりかかっている仕事のことが

頭から離れづらい状態かもしれません。

 

ただ、そう考えてしまう方に伝えたいです、

「あなたがいなくても仕事は回る」と。

 

これを聞くと

「いやいや、そんなはずないやん」って

否定する気持ちになるのもわかります。

 

でも、本当にそうでしょうか。

 

私もそうでしたが、心がつらくなってくると

どうしても考え方が固まってきたり、

反発したり、そんな気持ちになりがちです。

 

冷静になって考えてみると、

「自分一人が抜けたら仕事が回らない状態になる」

そんな状態なら、勤め先は会社として終わってると思います。

 

先に伝えた通り、自分の身体が一番の、そして一生ものの資産。

 

心は行きすぎるところまでいってしまうと、

回復にかなり時間を要します。

 

そうなる前に、休んでおく。

 

「自分がいなくても仕事回るし」って

そういう事実を認識しておくこと、

難しければそういう考え方もあるって事だけでも、

知っておくと、心が楽になると思います。

③心の休息が新たな気付きを与えてくれる。

私は適応障害を発症しました。

「ストレスの原因から離れると、症状は収まる」とか

「心の風邪」とか言われてますけど、

正直そんなもんじゃなかったです。

 

思考が相当”曲がった”状態になりましたし、

ふさぎ込んだり、心以外にも身体的な症状が出てました。

 

私の場合、ストレスの原因から離れて(退職して)も、

自分で回復を実感するまで、少なくとも2年は要しました。

 

新卒で入社した企業は、大手企業ではあったので、

退職後は、喪失感や今後の不安が大きかったのも事実です。

 

でも、結局は休息を通して得たものの方が多い

今になって思います。

 

それは一時的なことでなく、

今後生きていくうえで必要な心の余裕だったり、

考え方の柔軟さだったり、

人との出会いと気付きだったりと

さまざまです。

 

あの時に無理して働き続けていたら、

確かにお金や社会的なステータスはあっただろうけど、

どうなっていたことだろう。

それで幸せだったのだろうか、と。

 

私は退職という手段を選びましたが、

これは人によってさまざまでいいと思います。

 

仕事から離れて心を休ませることで、

「休む」っていう効能以外にも、

「あ、こんなこと考えてたんだ」とか

「これやってみよっかな」とか

今まで気づかなかったことに

目を向けられるんじゃないかと。

 

そこからまた一歩、成長できるはずです。

所感

「心がつらいけど、休んでいいのかな」

と考えてしまってなかなか休めない方は

実は多いのではないでしょうか。

 

今回は自分のこともあったので、長々と書いてしまいました。

 

この心の病にかかったことは、

当初社会的なハンデとしかとらえていなかった私ですが、

この休息期間を経て得たことは、

今の自分の大きな礎となっていると

胸を張って言えるようになりました。

 

周りの方々のサポートをいただいて、

こうして回復できた自分から、

同じ状況にある方になにか届けばいいなと、

微力でもできることを、と考えています。

 

また、私の発症時の状況や、

回復するまでの過程などについて書こうとおもいます。

では、また!