こんにちは篤影です。
今回もいきなりですが、タイトルのIT資格試験に落ちました。
合格に20スコア及ばずでした。
※受験料16500円没収は痛い。。。
こんなことを書くのは恥ずかしいですが、
誰も見ないので整理がてら晒します(なげやり)
受験した経緯
仕事の幅を広げるために勉強および受験をしました。
私は未経験からインフラ系のIT派遣企業(いわゆるSES)に入社し、
ITエンジニアもどきなことをして、はや3年目。
今の現場はネットワーク系を主に扱っていますが、
ITインフラ系の幅を広げようと、
サーバ(OS)のLPIC資格試験の学習を
2022年2月の月末から開始しました。
昨年、ネットワーク系資格の登竜門と言われる
CCNAを独学で取得しました。
過程で、体系的にネットワークについて学ぶことができ、
また、業務にも役立つ内容があったので、満足度が高かったです。
今回もそのような効果を期待&意識して学習を開始しました。
試験結果
LPI Level1 Exam101 :不合格
スコア:480 合格ライン:500
<分野別正答率>
システムアーキテクチャ:62%
Linuxのインストールおよびパッケージ管理:50%
GNUコマンドおよびUnixコマンド:73%
デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム、階層標準:64%
学習のきろく
学習期間
2022年2月末~5月月末の約3ヶ月間
フェーズ1:2月末~4月末まで
平日…仕事終わりに問題演習など。
仕事の状況により1日30分ぐらいしか取れなかった期間多し。
休日…問題演習1.5~2時間ぐらい(少ない,,,)
フェーズ2:5月中
平日…朝に1.5Hの勉強時間を確実に確保。
仕事と集中力(体力)の状況を見て、学習可能なら学習。
比較的落ち着いていたので、だいたい1.5時間位
休日…問題演習3時間~
使用した教材
①書籍「1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版」
著:中島 能和
出版社:インプレス
一番最初の導入部分でお世話になりました。
②WEB教科書「LinuCイージス」
インフラ系エンジニアの方ならお馴染みのWEB教科書。
③WEB問題集「Ping-T」
こちらもインフラ系エンジニアの方ならお馴染みの問題集。
学習の流れ
前提として、独学で実施しています。
まずは①の「1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版」に沿って、
仮想環境を自分のPCに構築し、基本的なコマンドを実行しました。
”1週間”とはありますが、私はすぐに理解できない性質(?)なので
たしか、2週間程度を要しました。
同時に②のWEB教科書「LinuCイージス」をさらっと読み通しました。
詳しく書いてあるので、まずは大枠を掴むイメージで進めていきました。
ここまで終わった後、③のWEB問題集「Ping-T」をひたすらやりこみました。
- (1)まず一通り全ての問題をやってみる
- (2)ミス問の対策をする
- (3)ヒット問をコンボにする
- (4)一通り掴めたら、模擬試験を受験する
LPICの本試験はこのPing-Tのレベルが「26」になった段階で、
そして模擬試験で平均8割はとれるようになった段階で受験しました。
なお、「レベルがXXになったから」とか
「模擬試験で8割撮れるようになったから」などで
受験タイミングを決めたわけではありません。
試験を先に申し込んでたのですが
何かと先延ばしにしてしまっていました。
「いい加減、受験しなきゃ先進めないな…」と思い、
ある程度つかめた段階の5月末に意を決して受験しました
所感
・Level1とはいえど、普通に難しい。
コマンドなどの暗記モノがとにかく多く、細かいです。
範囲も広いので、結構苦労します。
こちらもCCNAと同じく、エンジニアの登竜門の資格みたいな
言われ方をされますが、いや「登竜門」とかそんなレベルじゃなくね?
って正直思います。
これから学習される方は、Level1といえど侮れない!ということを
知っておく必要があるかと思います。
・Ping-Tはたしかに有用。けど、これだけだとちょっと不安。
まず、Ping-Tは有用な教材です。
この問題演習を通して、試験範囲の全体を学ぶことができました。
101試験なら無料で利用できるので、使わない手はないと思います。
ただ、ここの問題演習のみで対策するなら、
9割は確実に取れるようにするべきと感じました。
本試験ではPing-Tにない問題が普通に出題されます。
また、ちょっとひねくれた問題もでます。
※CBT試験によくある「翻訳語」にも翻弄されます・・・
Ping-Tでは、まんべんなく学ぶことができましたが、
ちょっと深い所に対しての学習が不足していました。
Ping-Tのみで受験対策をする場合は、
問題と回答の理由をちゃんと理解していること、
そして、正答率は9割を確実に取得できる状態にしておくことをおすすめします。
・入力問題の対策ができていなかった。
5問程度ですが、コマンドやパス名の入力問題ができます。
この問題の為に、特化する必要はないと思いますが、
Ping-Tで登場したものについては、自分が入力できるように
意識するだけでも、だいぶ違うのではないでしょうか。
また、Ping-Tにはコマ問(コマンド問題集)があるので、
手を動かしてやってみるというのもおすすめです。
(私は試験に落ちてからやり始めました…)
今後に向けて
引き続きPing-Tを使って問題演習を実施していきます。
あと、本試験の出題内容はパッと見て白本に近かったと感じたため、
「白本」(スピマス)を増強しました。
Ping-Tでこれまで活用できていなかったコマンド問題集に取り組むことに加えて
ミス問題、コンボ問題を限りなく9割にし、
模擬試験も安定して9割以上を撮れるように演習をしていくこと。
これらを実行していきます。
まとめ
総じて
「練習で手を抜かしていたら、本番で実力でるはずないやん」
って言われている気がしました。
「模擬試験で合格ラインの6割以上確実に取れればいいよね」では甘くて、
やっぱり練習段階からしっかり確実に合格できる9割を取るべきなんです。
まず試験を受ける姿勢として、私の足りないところでした。
色々と合格体験記を見ると、
「未経験で1か月で取得できました」とか書いてる方がおられますが、
かなりスマートな方だと思います。
残念ながら不器用な私には無理です。
他人と比較して焦ってしまうこともありますが、
最近は勉強時間の確保や、よい学習習慣を継続できていることに加えて、
この試験の内容についてある程度基礎ができていることから、
自分ができていることに目を向け、
地に足付けて、再度リベンジ予定です。
資格やなにか目標に向かって取り組んでいる方、
一緒に頑張りましょう!
では、また!